現場力向上レッスン ~女性スタッフへの指導 Vol.7~

Vol.46
2015.7.15発行


現場力向上メソッドで、企業を社会を元気にするb.comです!
 

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感動!発見!現場力!
現場をもっと元気にしたい皆様の現場力向上マガジン
2015.7.15 Vol.46

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長い梅雨、猛暑、台風襲来と、目まぐるしく変わる天候に、
皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか?

私が理事を務める経営者団体「東京ニュービジネス協議会(通称NBC)」
では、先週末に諏訪にて夏合宿を実施しました。
私は会員ソーシャル委員会のメンバーで
「会員同士の絆を深める」ためのイベントを企画、運営しています。

夏合宿では、開催直前、なんと2週間前に
「プレゼンは目線で決まる」の著者である西脇資哲氏のオファーに成功。
西脇先生のプレゼンテクニックに、参加者全員、目からうろこでした。

NBCは今年30周年を迎えます。
これを記念し、10月21日グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールで
「ニッポンの未来を創れ!起業家スピリッツ!」という記念式典を行います。
名だたる経営者、女性起業家に衆議院議員の小泉進次郎氏、
小池百合子氏も迎え、パネルディスカッションで意見を交換します。
参加者はなんと2000人!今からワクワクしています。

どなたでも参加できるフォーラムですので、是非、ご参加下さい。
●JNB10周年・NBC30周年記念
第11回JNB新事業創出東京フォーラムHP
↓↓↓
http://www.nbc-world.net/forum/

それでは、今月もさっそく現場力向上レッスンからスタートです。
どうぞ最後までお付き合いください!

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現場力向上レッスン ~女性スタッフへの指導 Vol.7~

「話はすぐ聴く」の巻

仕事に集中している時、部下から「ちょっといいですか?」と言われたら、
皆さんは、どうされますか?

1) 「何?」と、手を止めて相手の話を聴く

2) 「悪い、ここまでやりたいから、ちょっと待って」と制する

3) 完全に無視をする

女性スタッフに限ったことではありませんが、仕事に集中している時の、
部下からの「ちょっといいですか?」は、悩ましいですね。
言われる側からすると思考が途切れてしまうので、
「う・・・、なんで今なの?」と思ってしまいがちです。

でも、「ちょっといいですか?」と言っている側から見れば、
忙しい上司が席にいる「今」が、疑問解消、現状報告の大チャンスです。

1)のようにすぐ話を聴いてばかりいたら、自分の仕事は進みません。
2)の「ここまでやったら」は、結局、自分の仕事に集中してしまい、
部下と話すタイミングを逃してしまいます。
3)の無視は、いわずもがな。
部下とのコミュニケーションが悪くなるのでこれは避けたいですよね。

私が、企業研修などを通じてご相談を受ける中で、
部下の立場からの不満で多いのが、「上司が話を聞いてくれない」。
一方、上司からの不満で多いのは「部下が報連相をしない」です。

この状態が続くと、組織の情報共有がだんだんなされなくなります。
そして、個人プレーに走る人間が出てくる、という傾向が生じるのです。

このようなありがちな問題を解決する方法があります!
それは、「事前にルールを決めておくこと」。

そう、それほど難しいことではないんです。
たとえば、弊社では社内でこんなルールを決めています。

●報連相の重要度に合わせて、緊急事(時間がない、今すぐに決済が必要)は、
上司がどれだけ仕事に集中していても割り込んで良し。

●時間に猶予はあるが、上司の決裁が必要なことは、
メールやメモで事前に知らせる。
さらに、いつまでにどんな回答が欲しいのかを明記する。

私は、これらのルールに加え、PCの横にクマのぬいぐるみを用意して、
これがある時は「集中モード」だから声掛けは控えて欲しい、
ぬいぐるみがない時はいつでも声をかけてOK、
というサインを作りました。

このような事前の取り決めによって、お互いがストレスなく情報共有が図れ、
組織の運営が円滑になっていきます。

プレイングマネージャーのように、部下育成と売上の両方を背負う方にとって
「時間」はとても貴重です。
自分の時間を部下と上手に共有することで、ストレスは大きく軽減されますよ。
是非ご参考になさってみて下さい。


このシリーズでは、女性スタッフに生き生きと仕事をしていただくために、
リーダーが心に留めていていただきたいコツについて、お伝えしています。

来月は「返事はすぐする」をキーワードにお伝えしてまいります。

 

女性スタッフの育成、職場での女性力の活用について
ご相談にのらせていただいております。
また、女性スタッフの方で、上司との問題でお困りの方も、
是非、ご連絡下さい。
ご許可をいただいたうえで、本紙で回答してまいります。

 

皆様のご意見、ご感想をお待ちいたしております。

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【編集後記】


最近、動画でプレゼンテーションする企業が増えてきましたね。
Webサイトでも、検索エンジン対策に動画SEOが有効だという話も聞きます。

動画を作ってみたいけど、どこにどんなふうに頼めばいいのかわからない・・・
そんな悩みをお持ちの方にお知らせです!

弊社では、以前からお客様のご要望があった時のみ、
研修動画の制作を行っておりましたが、
この度、制作体制が整い、研修やマニュアルの動画制作を事業として
正式に立ち上げることになりました。

多くの業種、業態の人材育成に関わり30年。
豊富な経験とノウハウを存分に活かし、
スタッフが結果を出すために最短でスキルを習得することができる、
工夫に満ちた、実践的なアプローチが、弊社の研修動画の特徴です。

動画に登場する役者、もしくは社員の動きや話し方などの表現力はもちろん、
ビジネスマナーや所作を徹底的に指導し。
動画を見て学ぶ人の行動変革を、必ずや促す動画を制作いたします。

「店舗の接客・販売スキルの統一」
「企業価値の継承」
「仕様説明」
などを動画にすることで、社内での伝達率は大幅に向上します。
ひいては現場力が高まり、業績Upにつながります。

 

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