現場力向上メソッドで企業を社会を元気にするb.comです
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感動!発見!現場力!
現場をもっと元気にしたい皆様の現場力向上マガジン
2013.11.14 Vol.26
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ひと雨ごとに冬が近づいてくるようですね。
こんにちは。みつやさよこです。
皆様、短い秋を楽しんでいらっしゃいますか?
さて私は、9月27日にクルーズから戻りましたが、その日から徹夜!
余韻にひたる間もなく10月1日からは、ある企業様のご依頼で
全国20ヶ所の現場研修をしてまいりました。
札幌から鹿児島まで本当に日本列島縦断の弾丸出張旅行。
でも不思議と疲れなかったのです。
大きな要因の一つは参加者のパワー。これが凄かった!
研修は、何かを持って帰ろうとする意欲で参加する方がいると、
その場の空気が化学反応して熱を帯び、
場になんとも言えない高揚感とエネルギーをもたらします。
「場の空気が違う」
全国の現場で生まれるこのパワーが私の原動力となり、
私自身、さらにパワーアップして次の現場に向かうことができました。
そしてもう一つの要因は、各地で教え子や昔の仲間に会えたこと。
お互い若い時に情熱をぶつけあった仲間や、かつての部下、
研修を受けた人たちが、各地でそれぞれの使命に情熱を注いでいました。
その姿が、何よりも私を勇気づけてくれるのです。
どんな出逢いも、ご縁。すべてが私の宝です。
日本縦断弾丸出張、過ぎてみれば夢の中にいるような旅でした。
そのエネルギーを込めて、今回も皆様の元気に役立つような記事を
お送りしたいと思います。
最後までよろしくお願いいたします!
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【目次】
1.気になるサービス現場の「言葉遣い」
2.現場力向上レッスン ~コミュニケーションレッスン⑨~
「信頼してもらえる話し方にはコツがある! その2 」
編集後記
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【1.気になるサービス現場の「言葉遣い」】
どうしても気になる、レストランスタッフの言葉遣い。
今回出張で様々な飲食店に参りましたが、
全国的に違和感を覚える言葉遣いが広がっていることを感じました。
「渡り蟹のパスタのほうでよろしかったでしょうか?」
「こちらのほうをお下げしてよろしかったでしょうか?」
と、「・・・のほう」と「よろしかったでしょうか」を使う人の多いこと!
なぜこのような言い回しが「全国」で使われているのでしょう?
全国展開ブランドのマニュアルか何かで、書かれているの?
おかしな「へりくだり」表現が蔓延していますよね。
その違和感に気を取られて、会話も進まなくなります。
「お待たせいたしました。渡り蟹のパスタでございます。」
「お食事はお済みでいらっしゃいますか? お下げいたします。」
と、ストレートに言ってもらえれば、
「ありがとう。」
「おいしかった、ごちそうさま。」
と会話も成立すると思うのですが・・・。
飲食店ではもう一つ、こんな経験もありました。
研修が終わって新潟の友人と食事処へ。
焼き鳥を注文したので、「とうがらしをください」と言ったら、
店員さんはメニューに打ち込もうとするではありませんか。
「いやいや、注文じゃなくて、とうがらし。
テーブルの上にある赤い辛い粉のこと」と言ったら、
やっとわかってもらえて「七味ですね」と。
さらに、「くろもじをください」と言ったら
またまたメニューに打ち込もうとするので、
「いやいや、注文じゃなくて、つまようじ。歯に使うもの」
と言ったらわかってくれました。
ちなみに店員さんは日本人。
その業態で使われる頻度の高い日本語でも、一瞬で通じない。
私は現場力向上のための研修を行っているので、
サービス現場の言葉遣いには、特に敏感なのかもしれません。
それでも、必要以上のへりくだりや二重敬語、ましてや
日本語そのものについての「知識」が足りない現状に、
大きな課題を感じました。
皆様はどう思われますか?
よろしければ皆様のご体験やご意見、
サービス業、接客の現場で耳にする違和感ある言葉など、
facebookページのコメント欄からお聞かせください。
今後の研修指導の参考にさせていただきます!
http://www.facebook.com/b.com.mitsuya
よろしくお願いいたします。
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【2.現場力向上レッスン】~コミュニケーションレッスン⑨~
「信頼してもらえる話し方にはコツがある! その2」
前回は信頼してもらえる話し方のコツとして、
「発声と活舌(かつぜつ)」について、
練習方法も交えて解説しました。
発声・滑舌の練習は、皆様続いていますか?
今回のテーマは、コツその2、「メリハリ、表情」です。
説得力のある話し方をするためには、表情やメリハリが重要です。
メリハリとは強弱、リズムのこと。
無表情で、ただ棒読みしているのでは、
自分の言いたいことが相手に伝わりません。
ではメリハリをつけるにはどうしたらよいのでしょうか?
●強調したい言葉のトーンを上げる
●強調したい言葉を大きな声で話す
●強調したい言葉をゆっくり話す
●「、」や「。」の箇所で間をあける⇒1拍、2拍おく
●スピードの変化をつける
●「感情」を込める
たとえば、自己紹介を例にとってみましょう。
「私はビーコムコーポレーションで現場力向上コンサルタントをしている
三ツ谷佐代子と申します」
この場合、相手に伝えたい重要な言葉は何でしょうか?
「ビーコムコーポレーション」と「現場力向上コンサルタント」と
「三ツ谷佐代子」ですね。
この部分のトーンとボリュームを上げて、ゆっくりはっきり言うのです。
「私は、『ビーコムコーポレーション』で、
『現場力向上コンサルタント』をしている、
『三ツ谷佐代子』と申します。」
このように、相手に伝えたい言葉に強弱やリズムをつけることで、
文章にメリハリが生まれ、相手が言葉を受け取りやすくなるのです。
もう一つ、メリハリをつける方法があります。
それは、文頭を強調すること。
ビーコムコーポレーションの「ビ」
現場力向上コンサルタントの「げ」
三ツ谷佐代子の「み」
を強調することで、メリハリが生まれます。
そして大切なポイントがもう一つ。
それは表情、笑顔です!
口角を上げて、歯を見せて。目は餃子のようなカーブを描く目です。
言葉を伝える時、ぜひ上記のポイントを意識してみてください。
特にプレゼンの際には威力を発揮します。
今までのプレゼンとは数倍変わり、あなたの発表に耳を傾ける人が
目に見えて多くなりますよ。
次回は信頼してもらえる話し方の「3つめのコツ」をお伝えします。
お楽しみに!
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【編集後記】
今年もあと2ヶ月で終わりですね。
来年はビーコムも30周年です。
何ができてきたのだろうか、人のお役に立てたのだろうと、
惑う日々ではありますが、支えて下さった多くの皆様に感謝しつつ、
静かに30周年を迎えたいと思います・・・
・・・が、その前にやることがてんこもり!
次のフェーズに向けて、これからも現場力向上のために、
全国を走り回ります。
引き続き、皆様のご愛顧を、心よりよろしくお願いいたします。
皆様もどうぞお風邪など召しませぬよう、ご自愛くださいね。
それではまた来月お目にかかりましょう!
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【ご案内】
最後までお読み頂きありがとうございました。
今後とも現場力を高めるb.comをどうぞよろしくお願いいたします。
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