コミュニケーションレッスン⑧ 「信頼してもらえる話し方にはコツがある!」

Vol.25
2013.10.10発行

現場力向上メソッドで企業を社会を元気にするb.comです
 

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感動!発見!現場力!
現場をもっと元気にしたい皆様の現場力向上マガジン
2013.10.10   Vol.25

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皆様お変わりありませんか? みつやさよこです。
キンモクセイが香り、秋の空気になりました。
まだ本格的に衣替えもできずに、着るものにちょっと困る日々です。

10月1日から、ある企業様の現場力向上研修で全国をまわっています。
現場を支える方々の「今」を確認し、スキルをブラッシュアップします。
出張が続くのは体力的にはきついこともありますが、
今の時期、各地の紅葉や美味しいお料理を頂くのがとても楽しみ(笑)。
これが仕事の活力になるんですね~。

今回も皆様が元気になるきっかけになるようなお話を、
心をこめて書かせていただきます。
最後までよろしくお願いいたします!


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【目次】

1.地中海クルーズで触れた上質のホスピタリティ

2.現場力向上レッスン ~コミュニケーションレッスン⑧~
「信頼してもらえる話し方にはコツがある!」


編集後記


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【1.地中海クルーズで触れた上質のホスピタリティ】


9月17日~26日まで、人生初の地中海クルーズを体験してきました。

40年来の友人である、クルーズコンシェルジュの保木久美子さんから、
かねてより勧められていたのです。
会社設立30周年を来年に控え、ここまでがんばってきた自分への
ご褒美にと、行ってまいりました。

保木さん、40年来の友人、ヨガ仲間の友人と一緒に参加。
他にも日本から参加された、価値観の合う約20名の方々と、
ご一緒させていただきました。

旅程はモナコのモンテカルロからスタート。
フィレンツェ、チヴィタヴェッキア、アマルフィ、ポジターノ、
サントリーニ、アテネを、7日間かけて航海する旅。

どの寄港地も甲乙つけがたい素敵な場所ばかり!
毎晩船内で眠りについているうちに、次の街に到着するという、
まさに夢の中にいるような旅でした。

今回乗船したのは、リージェントセブンシーズマリナー号という
アメリカのラグジュアリー船。
約5万トンのゆったりとした落ち着いた船で、
複数のレストランやラウンジ、シアター、プール、カジノなど
さまざまなエンタテインメント施設が完備されています。

乗船すれば、食事、お酒、船内のエンターテイメント、チップ、
寄港地観光までがすべて「オールインクルーシブ」。
乗客数と同じくらいの乗員数で、ホスピタリティも申し分ありません。

現場の第一線で乗客に対応する乗員の人々のおもてなしマインドに、
日々心地よく癒されておりました。
乗客がいかに非日常の旅に浸れるか、乗員一人ひとりの目配り、
心配りが素晴らしいのです。

言葉の壁を全く気にすることなく、
客船の旅を心ゆくまで堪能できたのは、
こうした方々の24時間途切れることなく提供される、
上質のサービスに支えられているのだと感じました。

団体旅行が苦手な私も、こうした上質の時間の中で、
楽しい仲間と素敵な思い出を作ることができました。
クルーズ紀行はブログでご紹介していきますので
ぜひ楽しみにしていてください。

皆様も機会があれば、ぜひクルーズ旅行をご体験されることを
おすすめします。
身体がエネルギーで満たされ、世界観も夢も広がります。

クルーズコンシェルジュ保木久美子さんが監修された
新雑誌「Sette mari」が、9月27日に創刊されました。
クルーズをコンセプトにした、オシャレなファッション誌です。
ぜひ本屋さんで一度手に取ってみてください。

これを見れば、絶対に船に乗りたくなりますよ!
そして私も再び船上のゲストとなる日を夢見て・・・。

 

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【2.現場力向上レッスン】~コミュニケーションレッスン⑧~

「信頼してもらえる話し方にはコツがある! その1」


現場力向上レッスン、前回までは社内間コミュニケーション、
報連相についてお話をしました。

今回から6回シリーズで「話し方のコツ」についてお話しします。

私は仕事がら多くの人と会います。
「この人の話し方わかりやすいな」「聞き取りやすいな」
と思うかたには信頼感が生まれ、
この人とだったら一緒に仕事をしたいな、とか、
友人に紹介できるな、と思えるようになります。

逆に何を言いたいのか、何と言っているのかわからない方とは
話をするのも苦痛になってきます。

みなさんはいかがですか?
相手の話し方で、距離感が縮まったり離れたりすることは?
逆に言えば、みなさんの話し方は大丈夫でしょうか?

相手との距離をグッと近づける話し方にはコツがあります。
セールスやプレゼン機会の多い方は、必見です!

ではレッスンをさっそく始めましょう。
第1回目は、「発声と活舌(かつぜつ)」についてです。

わかりやすい話し方をするためには、
●相手に届く声が出る
●言葉がはっきりしている
●メリハリがある
この3つが大切です。

人は話が出来れば伝わると思いがちです。
どれだけ聞き取りにくい話し方でも、伝わっていると信じて疑わず。
普段そのことを注意してくれる相手はいないものですよね。

まず自分の話し方がどんな風に相手に聞こえているかを知るために、
打ち合わせの時にスマホなどで自分の話を録音してみましょう。
そうすることで、声、言葉、メリハリの状態を確認できます。

たとえば、通りの反対側を歩いている友人に声をかける時など、
自分でも驚くほどの声が出た経験をされたことはありませんか。
大きな声が出せるようになると、小さな声でも響きのある、
聞きやすい声になります。
まずは大きな声を出す練習をしてみましょう!

腹式呼吸(※)で「あ~」と大きな声を出してみてください。
お腹の空気がしっかり声に乗っていることを確認します。
これを繰り返すことによって相手に届く声が出せるようになります。
毎日朝一番の生活習慣に組み込みましょう。
(※横隔膜の下あたりに空気を送りお腹をふくらませ、口から空気吐く)

言葉をはっきりさせるコツは、口を50音にそって正確に開けることです。
「あ」は縦に開きます。人差し指と中指が入るくらいあけましょう。
「い」は口を横に引いて口角(口)の端を上げます。
「う」は口をチューと言って突き出した形です。
「え」は「い」の口角が下がる形。
「お」は卵が口の中に入っているイメージで小さな楕円形をつくります。

これを鏡の前で毎日練習するのです。
50音をワ行まで大きな声で3セット行ってください。

慣れてきたら早口言葉に挑戦。口の開閉を滑らかにしていきましょう。
早口言葉はWebなどに沢山掲載されていますので、
簡単なものからチャレンジするとよいですね。

そして普段から、「ゆっくり、はっきり、相手に伝わる声」の3要素を
意識して話すようにしましょう。

話し方がわかりやすくなるだけで、商談がうまくいったり、
部下とのコミュニケーションが円滑になったりと、
変化が見られるようになります。

行動変革は意識や決意だけでは実現しません。
まずはやってみること、そして続けてみることが大事です。
簡単な練習で抜群の効果が期待できますので、
ぜひ頑張ってトライしてくださいね!


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【編集後記】


10日も休んだので東京に着いたその日から毎日午前様。

帰国後の仕事量は想像以上で、貧乏暇なしですが、
また船に乗るぞ!という目標が出来たので、
旅で得たエネルギーを全開に、頑張ってお仕事をします。

そして10月1日から全国ツアー。
これから行くのは新潟、福岡、鹿児島、静岡、長野、神戸、大阪、
郡山、宇都宮です。
時間があれば各地のお友達にも会えればいいのだけど・・・。

季節の変わり目、皆様もお風邪など召されませんようご自愛ください。
また来月、元気にお目にかかりましょう!


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【ご案内】

最後までお読み頂きありがとうございました。
今後とも現場力を高めるb.comをどうぞよろしくお願いいたします。

 

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