コミュニケーションレッスン⑦ 「社内間コミュニケーションは報連「相」(相談の巻)」

Vol.24
2013.9.11発行


現場力向上メソッドで企業を社会を元気にするb.comです
 

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感動!発見!現場力!
現場をもっと元気にしたい皆様の現場力向上マガジン
2013.9.11   Vol.24

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こんにちは。みつやさよこです。

お盆が過ぎて一瞬涼しくなったかなぁと思ったら
残暑がぶり返し、9月というのにまだ猛暑といえるような日々!
暑さに強い私も少々参っておりますが、
みなさまいかがお過ごしですか?

そんな中、先日、年に1回の健康診断に行ってきました。
日暮里にある検診センターなのですが、
私の日常の活動範囲からするとちょっと遠方にあるセンターです。

わざわざそこまで出向くには理由があります。
施設が清潔で近代的であることもポイントが大きいのですが、
応対して下さるアテンダントの教育が行き届いている、
最後に美味しいお弁当が出る、というところが高得点!
この検診センターなら、おっくうにならずに、
逆に毎年検診に行くのが楽しみになってしまうくらいなのです。

さらに嬉しいのは、健診結果がすぐに知らされること。
夏バテ気味で受けた検診でしたが、おかげ様で今年もオールA!!!
嬉しくなって、スタッフに羽二重団子をお土産に買って、
ルンルンと会社に戻りました。

やはり日頃の食生活と運動が大切ですね。
そしてなによりも楽しい仲間のおかげで、
心身共に健康が保たれているように思います。
健やかに暮らせる日々、環境にあらためて感謝です。

さぁ、今年もあと残すところあと4カ月!
健康にお墨付きをもらったみつやが、
皆様が元気になるきっかけになるようなお話を、
今回も心をこめて書かせていただきます。

どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

 

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【目次】

1.エステと同じ?

2.現場力向上レッスン ~コミュニケーションレッスン⑦~
社内間コミュニケーションは報連「相」(相談の巻)


編集後記


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【1.エステと同じ?】


さまざまな現場で、現場力向上のためのプログラムを実施していますが、
b.comでは、現場力を鍛えるには、ある程度の時間と反復が必要と
考えています。

2時間程度のセミナーや1日研修は「わかるレベル」。
数ヶ月間に、3~4回繰り返すトレーニングを「できるレベル」。
6ヶ月程度の時間をかけて行うプログラムを「定着するレベル」。
1年かけて行うプログラムを「結果を出せるレベル」と定義しています。

関わっていて一番残念に思うのは、研修で「気付き」を得た人たちが、
その気付きを習慣化できずに、すぐに元の状態に戻ってしまうこと。
この繰り返しは時間とお金の無駄遣いです。

研修は、企業の目標達成のために行われるはずです。
目標達成のためには行動の質を変えることが必要。
研修の年間計画を立て、定期的に継続していくと成果が現れ、
確実に目標達成に近づけます。

最低6ヶ月、PDCA(Plan→Do→Check→Act)サイクルをまわし、
1年はじっくりと取り組み習慣化する方が、
結果としては効率的なのです。

特にスキルは定期的なメンテナンスで、能力をキープ、向上していけます。
客観視する仕組みを導入しているところは、常に良いサイクルで循環します。

女性ならお肌の手入れをイメージされると、わかりやすいかもしれません。

一度プロの手を借りてでも、手を入れて美しく健康な状態に肌を整えると、
その状態をキープしようと、日々の手入れに良い習慣を取り入れるはずです。
そして、定期的にメンテナンスを施すよう、スケジュールを入れますよね。
それはなぜか。
肌のコンディションがよいと、気分がよく、ストレスフリーで過ごせ、
結果的に生活の質が向上することを、体験的に知っているからです。

そのように定期的なプロのメンテナンスと、
日々の小さな習慣で整えられた肌は、
たまの夜更かし、たまの不摂生などの乱れがあっても、
少し手を加えれば元に戻りやすい状況をキープできます。

現場力向上のための個々のスキルも同じ。
メンテナンス、フォローアップはとても大切です。
次の研修プログラムは、結果を出すことにフォーカスして、
少し長期的なスパンで検討されてみてはいかがでしょうか。

 

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【2.現場力向上レッスン】~コミュニケーションレッスン⑦~

社内間コミュニケーションは報連「相」(相談の巻)


さて、報連相の最終回は「相談」です。

相談とは、このやり方でいいのだろうかと判断に迷う時や、
意見を聞いてもらいたい時などに、
上司や先輩、同僚にアドバイスをもらうことです。

私が、現場でよく耳にするのは
「なんでもっと早く相談してくれないんだ!」
という上司の言葉。

部下の話を聞いてみると、
上司が忙しそうで声をかけづらかった、
躊躇している間に時間が過ぎていき…、
という状況。
躊躇したのには、もしかしたら怒られるかもしれない、
と思える内容があったのかもしれません。

皆さんもこんな経験はありませんか?

「言いにくい」「話しかけにくい」「怒られる」。
こうした負の感情が先立つと、相談を先送りにしてしまいがち。
そして、上司から「あれ、どうなった?」と聞かれて、
上記のようなことになるわけです。


そもそも「相談」は何のためにするのでしょう?
目標達成の為ですよね。
目標達成のプロセスで疑問や、困ったことが生じるから、
誰かに確認したり、教えてもらう必要が出てくるわけで、
これを先送りにしたのでは目標達成は遠のきます。

「負の感情を脇に置き、目標達成のことだけを考えて相談する」

これが相談のコツです。

思い切って相談してみると、上司や先輩は気持ち良く相談に
乗ってくれることが多いものです。
先入観でハードルを高くしているのは自分かもしれません。

そして、上司や先輩は、部下からの「相談」には、
面倒がらずに受けとめていただきたい。
どんな想いで相談にしているのか表情や態度をよく見て
話を聴いていただきたいと思います。

「もちろんそうしている」とおっしゃる方も多いでしょう。
でも、自分の仕事で頭がいっぱいの時、資料を作っている時など、
ぞんざいな態度をとっていることはありませんか?

部下の立場に立ってみると、そうした上司の姿のイメージが
圧倒的に強いので、意識してみてくださいね。


さて、「相談」の達人になるためには、
何を相談したいのかを明確にする必要があります。
相談する内容を5W2Hに基づき、わかりやすくまとめましょう。
そうしておけば忙しい上司にも話しやすくなります。

また、相談相手を見極めることも重要。
相手にもわからない内容を相談したのではお互いに時間の無駄です。
自分が相談したい内容にアドバイスができる人なのか、
その見極めも大切なことです。


最後に、相談をしてアドバイスを頂いたら、
ぜひ報告をしてください。

「先日のアドバイスどおりにやってみたら受注が取れました。
ありがとうございました!」

と、アドバイスを受けて行った行動、その結果を報告することで、
相手も「自分のアドバイスが役に立って良かった、またいつでも
相談に乗ろう」という気持ちになります。


上手に相談をして、報告をして、きちんと連絡をする。
ビジネス上、もっとも大事なコミュニケーションです。
皆様もぜひ、報連相の達人になってみてください。


次回は、「信頼してもらえる話し方にはコツがある!」をテーマに
お伝えしたいと思います。
お楽しみに!

 


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【編集後記】


ビーコムは来年創業30周年を迎えます。
我ながらよく30年間頑張った! という自分へのご褒美と
上質のホスピタリティを学びに、9月17日~9月26日まで
地中海クルーズに行ってきま~す!

モンテカルロを出発し、サントロぺ、リボルノ、チビタベッキア、
アマルフィー、ポジターノ、サントリーニ、ピレウス(アテネ)…
これらの都市を、豪華客船リージェントセブンシーズで周ります。
 http://www.pts-cruise.jp/regent/

実は、私の友人がクルーズコンシェルジュをしているのです。
以前から誘われていたのですが、それだけの休みを取るのには
勇気がいります!
今回は意を決して!多くのクライアント様にご無理を言って、
スケジュール調整して頂き、なんとか実現にこぎつけました。

戻ってきてからは、お茶漬け生活になると思いますが(汗)、
『いつ行くの?今でしょう!』
ということで行ってきま~す。

楽しい旅行の様子は、FBで随時紹介していきますし、
次号でもお伝えしようと思っていますのでお楽しみに♪
facebook:http://www.facebook.com/sayoko.mitsuya


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【ご案内】

最後までお読み頂きありがとうございました。
今後とも現場力を高めるb.comをどうぞよろしくお願いいたします。

 

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