現場力向上メソッドで企業を社会を元気にするb.comです
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感動!発見!現場力!
現場をもっと元気にしたい皆様の現場力向上マガジン
2013.7.12 Vol.22
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皆様、お元気ですか? みつやさよこです。
梅雨が明けたとたんのこの猛暑! 既に「夏バテ」なんて方もいらっ
しゃるのではないでしょうか。
まだ暑さもこれからが本番、皆様はどのような熱中症対策をされてい
ますか?
私は、まず朝食をしっかり取ります。吸水速乾の下着に、首に保冷剤
を巻いたスカーフをし、日傘、扇子、サングラス、そして水筒を持っ
て出かけます。
ジャケットなどは、手に持つとシワシワになるので、布の手提げに
入れて持ち歩きます。
こうすれば、お客様のところに着くまではなんとか涼しくしのげます。
打ち合わせが続く時には、少しスケジュールに余裕を持たせて、移動
の合間に必ずデパートなどで涼むのもコツです。
それでも、先日はこの対策も効かないほどの猛暑日!
打ち合わせが数件ある時には、着替えも必要なことを痛感しました。
汗びっしょりの状態で電車に乗ったところ、急激に冷えて悪寒が……。
これは危険だな、と思いました。
寒暖の差が激しい場所を移動すると、大量の汗が一気に冷えて風邪を
引きやすくなります。
私は冷房が強いところに入る時は、汗を拭き、ストールなどを喉や肩
にかけるようにしています。
ですが、大量の汗の場合は拭くにも限界が。着替えも必要かも?と思
った次第で、またまた荷物が増えそうです(笑)
「三ツ谷さんってなんでそんなに元気なの~」。
よく言って頂けるのですが、その裏にはこういう努力があるんですよ。
参考にして頂ければ嬉しいです。
皆様が元気になるきっかけになるようなお話を、今回も心をこめて書か
せていただきます。最後までお付き合いくださいね。
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【目次】
1.研修やセミナーはポジティブアプローチで!
2.現場力向上レッスン ~コミュニケーションレッスン⑤~
社内間コミュニケーションは「報」連相(報告の巻)
編集後記
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【1.研修やセミナーはポジティブアプローチで!】
現場力を高めるコンサルテーションの一環として、現場力研修やセミナー
で全国を飛び回っています。
講師をやっていて嬉しくなる、元気になるのは参加者の反応が良い時です。
「うんうん」と大きく頷いて下さる方、一生懸命メモを取って下さる方、
「そうそう」と言って共感して下さる方など、私の話を真剣に聴いて反応
を返して下さる方がいらっしゃると、サービス精神旺盛の私のパフォーマ
ンスは一気にUpします。
反応のキャッチボールで、参加者と一体となる「場」ができ、相乗効果で
研修の成果がグッと上がるのです。
これまで数多くの企業様で現場力研修を行ってきました。そこで感じるの
は、企業の社員に対する姿勢が、そのまま社員の方々の受講態度にも表れ
るということです。
社員を大事にして、もっと良くなって欲しいと研修を依頼される企業様で
は、参加者のみなさんの受講態度も積極的で素晴らしいものがあります。
しかし、残念なことにそうではない企業様もいらっしゃいます。
営業成績が落ちているから、上司と意思の疎通がはかれないから、など、
ネガティブアプローチから研修をご依頼下さるところも多いのです。
(というか、そういう場合がほとんどですよね?)
こうしたご依頼の企業様に伺うと、たいてい参加される方の顔には「やら
され感」が見て取れます。受講態度も、あまり良いものではありません。
これではお金も時間も無駄になってしまいます。
研修やセミナーは、現場をもっと良くするために社員の皆様が自分のスキ
ルに磨きをかける場にしたいものです。
そのような場づくりは、ご依頼のプロセスから実は始まっています。
ダメな現場だから…というアプローチではなく、よりより現場にするため
に社員が自分磨きをする場を提供する、といったアプローチで、研修計画
を立てることをおすすめします。
結果として現れる成果の違いは、一目瞭然なのです。
先日伺った現場力向上研修では、4時間の講義中に、どんどん会場の温度が
熱くなるのを感じました。
こうした研修の場では、参加者の眼の中に星がきらめきます。
本当なんですよ!
そのきらめきを見たくて、今日も現場力向上のために全力を傾けます!
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【2.現場力向上レッスン】~コミュニケーションレッスン⑤~
社内間コミュニケーションは「報」連相(報告の巻)
前回は「この人と話していると楽しい!」というテーマで、「キドニタチ
カケシ衣食住」のおまじないの言葉を使った、コミュニケーションのコツ
をお伝えしました。
さて、今回から3回連続で、ビジネスコミュニケーションの基本中の基本、
「報連相」のレッスンをしていきます。
「なんでもっと早く言わないんだ!」
「わからないことがあれば、いつでも相談してと言ったじゃない」
「こんなことで相談したら怒られる」
「メールで送ったのに・・・・」
「あの連絡って、そんなに大事なことだったんだ・・・」
さて、皆様、思い当たることはありませんか?
社内のコミュニケーションのほとんどは、報・連・相のいずれかなのです。
今回は、「報告」についてお話します。
報告とは、ある仕事を与えられた社員が、その結果や経緯などを上司や
仲間に伝えることを言います。
これを怠ると、クレームや、大問題に発展することがあります。
プロジェクトを遂行中に小さな問題を発見した方が、「これくらい大丈夫
だろう」と思い込む…。上司や仲間に報告しなかったために、会社存続の
危機までになった企業も少なくありません。
こうならない為にも、報告はきちんと行いましょう。
でも、いつも上司は忙しそうだし、いつ、どういうふうに報告すれば良い
かわからないという方も多いのではないでしょうか?
では、どんな時が良いのか順を追って説明しましょう。
①委任された仕事が終わったとき
いつ、どこで、誰が、何を、何故、どのように、いくらくらいで、
を踏まえて、結論から簡潔に話します。
ポイントを押さえておけば、短い時間で言いたいことが伝わります。
ここでの大事なポイントは、上司に「あれ、どうなった?」と聞かれる前
に報告することです。
②長期の仕事の進行状況や中間報告 (途中経過と進捗報告)
ここで大事なのは、上司や仲間が知りたいことは何なのかということを
考えて報告することです。
一生懸命報告しても「それで?」なんて言われたら悲しくなりますからね。
③仕事の進め方に変更が必要なとき
仕事が予定どおりに進みそうにない場合は早めに報告し、指示を仰ぐと
気持ちが焦らなくて済みます。
④ミスをしたとき
ミスをしたときや問題が起こったときは、直ちに報告です。
「怒られる」という気持ちが先に立ち、先送りをしてしまいがちですが、
1人で抱え込まないで、早く報告すると気持ちがラクになりますよ。
また、報告の際、事実と意見や推測は区別して報告することが大切です。
「たぶん」「きっと」などは推測ですので、まず事実から報告します。
その後に推測や自分の考えを伝えると混乱しません。
そして報告の為の資料は完璧につくり、常に正直であることが大事です。
この上司にはこういうふうに報告しておいたほうが良い、といった風習が
残っている企業もあるようですが、事実を歪めることは私はお勧めしません。
そして、緊急時を除いてT(時)P(場所)O(状況)を意識して報告する
ことも重要なことの一つです。
とにかく報告は先手必勝!
上司から「あれ、どうなってる?」と聞かれる前に報告するのが鉄則です。
また、状況報告だけでなく問題解決や代替提案が出来るようになると、
かなりの上級者です。
皆様も報告のタイミングや方法を意識して報告の達人を目指して下さい。
次回は、報「連」相(連絡の巻)のレッスンです。お楽しみに!
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【編集後記】
先日、私は人生で初めて、救急車で運ばれるという体験をいたしました。
その日は、朝一番で盛岡から戻り、打ち合わせ2件、研修1件を終えて
帰宅する途中でした。
地下鉄の階段のそばにあった、空気孔の鉄板に足をさし掛けた時、まるで
バナナの皮を踏んだように身体が宙に浮き、腰、背中、頭を強く打ちました。
よろよろと地下鉄の改札まで行き、車掌室で休ませてもらっている時に、
偶然、妹から電話! 状況を説明すると「すぐ救急車を呼びなさい!
明日死ぬかもしれないよ!」と強い口調で脅されたのです。
救急車はすぐにやってきました。
毛布でぐるぐる巻きにされ、恥ずかしやら、搬送中の揺れでガンガンぶつ
かって痛いやら……。初体験に、別の意味でテンションが上がります。
幸いにも、すぐ近くの病院に搬送され、イケメンインターンがご担当。
彼の質問に答え、MRIやCTをとって、結果異常なしということで解放
されました。
どうやら、私の高性能衝撃吸収ヒップが、転んだ際の衝撃を吸収し身を
守ってくれたようです。
おかげ様で笑い話で済みましたが、いつ何が起こるかわからないという
ことを身をもって経験しました。
皆様も雨の日の道路の鉄板には、くれぐれもお気をつけて下さいね。
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【ご案内】
最後までお読み頂きありがとうございました。
今後とも現場力を高めるb.comをどうぞよろしくお願いいたします。
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