報・連・相の達人になろう　Part2『連絡』の巻 | 現場力向上に役立つコラム | 現場力コンサル・講演・セミナー・プロモーション【bcom】

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感動！発見！現場力！
現場をもっと元気にしたい皆様の現場力向上マガジン
2012.8.9 Vol.11

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暑中お見舞い申し上げます。みつやさよこです。猛暑が続いていますが、
みなさまお元気にお過ごしですか？

夏に入っても、おかげさまで全国各地の現場力を担う方々の目に星☆を
入れる日々に恵まれています。

先日、久しぶりにブラッシュアップに伺った先で、以前研修を受けたス
タッフが私の顔を見るなり、「先生！お元気ですか?、今、教育係になっ
て後輩を指導しています。こんな自分になれたのも、研修のおかげです」
と涙をボロボロ流しながら嬉しそうに報告してくれました。

お子さんもいて昼のパートだけだった彼女が、頑張って大会でブライト
スマイル賞を獲得。「今、仕事がとっても楽しいです」とキラキラした
目で語っていました。

もちろん現場の雰囲気は、このスタッフの想いが見事に反映されて、明
るく幸せ感にあふれていました。

こういう変化、成長を実感できる現場に出逢うたびに、現場力向上プロ
グラムの提供に、ますます気合いが入る私なのです。


さあ、暑気払いの意味も込めて！
皆様が元気になるきっかけになるようなお話を、今回も心をこめて書か
せていただきます。最後までお付き合いくださいませ。


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【目次】

１.製造業の現場から

２.現場力向上レッスン
「報・連・相の達人になろう　Part2『連絡』の巻」

編集後記


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【１.製造業の現場から】


「現場力を高める」という弊社のミッションは、様々な現場で活かされて
います。一昨年前から「現場力向上コンサルテーション」をさせて頂いて
いる、静岡の製造工場の期首ミーティングに参加して得た気づきを、シェ
アさせて頂きたいと思います。

期の節目で行われる期首ミーティングは、前期の振り返りと、今期の戦略、
戦術を全員で共有します。

コンサルに入って初めて全社で目標と戦略、戦術を共有されるようになり、
社内のコミュニケーションが格段に良くなったことを、皆さんが体感され
ています。

私も、毎回の期首ミーティングでの報告と次の目標達成への意欲を確認す
るたびに、目に見えて数字が上がっていく様、管理職のみなさんの意識が
変わっていく様を目にして、いつも心が熱くなります！

今回の期首ミーティングでは、目標を大幅に上回る数字と管理職の意識改
革という、目に見える成果が表れました。今期の戦略、戦術シートを拝見
したところ、前期と比べると精度が数段上がっています。提供したツール
を自社流に工夫を加え、使いこなされているところも評価できます。

**年連続の黒字化を目指して継続して頂きたい。社長の号令ではなく、ボ
トムアップでこうした意気込みが発表される期首ミーティングに出席でき、
こちらもエネルギーがふつふつと沸いてきました。


現場力の３つの要素を整えて改善していくことが、サービス業のみならず
製造業の現場でも確実に成果につながる手ごたえを感じています。


現場力を高めるための3つの要素とは・・・
「スキル」：各人が持つ仕事、コミュニケーション能力
「しくみ」：スキルを発揮できるシステム
「やる気」：それらが生み出す個々のモチベーション

ビジョンや目標達成の為に、組織の「しくみ」を活用して、個々の「やる
気」を高め、各人がスキルアップしていくサイクルは、どんな職場にも活
力と成果をもたらします。製造業の現場での成果を目の当たりにしてます
ますこのメソッドの威力を多くの企業の現場に導入してみたいという意欲
が高まってきましたよ！




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【２.現場力向上レッスン】


「報・連・相の達人になろう　Part2『連絡』の巻」


ビジネスシーンに於いて、なくてはならない「報・連・相」。前号では
まず、「報告」の本来の目的や押さえるべきポイント、相手との関係性
について書きました。その続きとして、今号は「連絡」についてお話し
いたしましょう。


■「発信」と「連絡」は違います これ重要！！

連絡は情報の共有化。プロジェクトメンバーに知ってほしい情報を発信し
伝えることで、例えば「会社のルール変更」「取引先の情報」「緊急」な
どがあります。

簡単な内容や急を要するものは、口頭や電話、メール、ファックスなどで
スピーディに、全員に知らせる時は、朝礼、終礼、会議、掲示などを使い
ます。方針や数字、複雑な内容は、誤解を避けるために文書にして通達し
ます。

ここで重要なのは、ただ「発信」するだけでなく、きちんと伝わっている
かどうかを確認すること。情報を投げっぱなしにしては、「連絡」したこ
とにはなりません。相手に伝わって初めて成立です。

メールでの伝達が多くなった昨今では、投げっぱなしで「連絡した」と思
いがちで、それが大きな問題へとつながってしまいかねません。重要な連
絡事項については、全員にその情報が確実に伝わったことを確認するまで
が「連絡」業務になることを覚えておきましょう。



■「連絡」の7つのポイント

1.5W2Hを踏まえ、簡潔にわかりやすく話す（書く）
2.連絡をする必要が生じたら、すぐに行動を起こす
3.必要な相手にはもれなく連絡する
4.重要な連絡は、相手に確実に伝わったかどうか確認する
5.相手からの連絡には、遅延なく連絡を返す
6.複数の合いでに連絡をする場合は、連絡する順番を考える
7.相手が必要としている情報を入手したら、進んで連絡する


いかがですか？こうしたポイントを押さえて、確実かつスマートに連絡
できるようになりたいものですね。


次号では「報・連・相」の最後、できそうで実は一番難しい「相談」の
達人になるコツをお伝えします。どうぞお楽しみに！



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【編集後記】


前述のとおり、オフィスを移転いたしました。
テーマは「ハッピーマイルーム」。
自分の家にいるようにリラックスして仕事に集中できる。ちょっと疲れ
たらゆっくり休憩が出来る、たまには仲間とパーティ♪
そんな楽しいインテリアにしたいと考えて、専門家のお知恵も拝借しな
がら、満足のいく仕上がりとなりました。
機会がございましたら、ぜひ遊びにお立ち寄りくださいませ。
（それにしても半年の間に引越し3回はさすがにきつかったー！）

2012年、後半に向けて環境も整い、エネルギーチャージもバッチリ。
皆様の現場力向上に向けて、力を発揮していきますね！。


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