株式会社ダイワ・エム・ティ様

インタビューを受けてくださった方

株式会社ダイワ・エム・ティ
代表取締役 和久田恵子様

目標達成・マネジメント研修・コンサルテーション

株式会社ダイワ・エム・ティは、大正5年(1916年)創業、「ものづくり日本」を支える製造企業です。
製造業の拠点がグローバル化する中、老舗の経験と積極的なイノベーションで、国内外の多くのメーカーの信頼を得ています。
しかしながら、激変する社会環境に機敏に対応するには、社内の問題を解決しなければならないとの悩みを抱えていらっしゃる中でのご相談をきっかけに、研修プログラムをご提案、実施いたしました。 

 

数多くの研修会社、研修プログラムがある中で、ビーコムコーポレーションがご提供するサービスをお選びいただいた理由をお聞かせ下さい

 

自分自身が若かりし頃、ビーコムの三ツ谷さんの鬼の研修を体験したことがあります。お人柄はもちろん、指導内容や効果の信頼度が高く、まずは私が自社に抱えている問題をご相談するところからスタートしました。
研修に対してウブな社員でしたので、導入するなら人材育成のプロにお任せしようと思っていました。
また当社は静岡県にあり、地元にも人材育成のプロを擁する研修会社もあったのですが、お取引先様が大企業、一流メーカーであることから、中央にいる人による中央の企業が受けている内容に匹敵する研修をしてほしいと思ったのです。
当社のような中小企業の場合、社長はたいてい孤独なものです。社員に対して言いたいことも言えずにいたり、問題があることはわかっていても、どこをどう改善したらよいのかがわからずに悩んでいることが多いのです。
三ツ谷さんはそこをヒアリングしながら表にひっぱりだして下さった上、その解決策をプログラムや研修カリキュラムに組み込んで提案して下さいました。こうしたコミュニケーション力と臨機応変さに、経験の豊かさを感じ、信頼してお任せしようと思ってお願いをいたしました。

 

導入前に困っていたこと、悩んでいたことはどんなことだったのでしょうか

 

おかげさまで仕事は多く頂いていました。しかし利益率が下がる一方で、数字を意識しない社内の体質に危機感を抱いていました。仕事のゴール設定が営業と現場では大きなズレがあったために、無駄やロスを生み、社内のコミュニケーションにも問題が生じていたのです。
社内にそうした問題があることに気付きながら、解決の手段が見えずに放置されていたのをなんとかしなければと気持ちが焦っていました。

 

ビーコムのコンサルテーション、研修を導入してみての感想、印象について率直にお聞かせ下さい

 

全員を参加させての研修だったので、当初は正直に言えば大変でした。特に年齢が高いベテランからの抵抗には、その必要性を説くのに苦労しました。
しかし、時には理路整然と、時には情緒豊かに、上げたり下げたり、社員のモチベーションを保ち続けさせる、三ツ谷さんの技量が素晴らしかったことと、研修で提供されたツール、ワークシートに沿って、部署ごとに具体的な数字を出していく作業を通じ、会を重ねるごとに主体的にかかわっていく姿勢へと変わっていったのが印象的でした。

社長として普段社員に対して言いたいこと、願うことを、一般論として全社員にしらしめて頂けるのがありがたく、社員全員が会社の理念、目的、目標、ルールを共有する良いきっかけとなりました。
毎回、実践に即した宿題が出るため、否が応でも数字を意識せざるを得ない状況となり、日々の生産性向上につながる生きた研修であると感じました。

 

導入して、困っていたこと、悩んでいたことに改善はみられましたでしょうか

 

問題が目に見えるようになった点が、何よりも大きな利点でした。そのおかげで、問題を解決しようという姿勢で仕事に取り組めるようになりました。
売上や仕事量が増えても、利益を上げなければ会社は存続できないことを理解することで、社員全員が数字を意識するようになり、特にコスト意識を持って業務にのぞむようになったことが、大きな改善点です。

特に現場では、仕事のゴールが「納期」⇒「利益」に変わったことで、工程数の大幅な改善が図れるようになりました。また営業も「利益」を上げるために現場の工数管理をしっかり把握する必要性を理解し、精度の高い見積もり、提案が上げられるようになりました。 研修で使用したツール、ワークシートを通じて数字を検証していくことで、社内に強制的に業務効率化、最適化のシステムが構築されたことも、大きな改善点と言えます。このシステムが出来上がったことで新規の仕事も不安なく受け入れられる態勢が整い、海外からの新規案件にも積極的に取り組んでいます。

思いがけない効果もありました。
ともすれば「従業員目線」でいた経営陣が、経営者目線で物事を俯瞰するように変わったのです。

研修をスタートして約2年。足元をしっかり整えたことで、無駄やムラが激減し、利益が上がるようになりました。 それは、社員へのお給料に還元されるので、社員自身も「やらされ感」から「取り組む感」に変わり、間違いなく現場力が上がったことを実感しています。

 

どのような方に、弊社のサービスをお勧めできると思われますか?

 

なんといっても、中小企業の経営者に勧めたいです。それも一部の社員だけを対象とする単発的な研修ではなく、社長の意を反映してもらう全社レベルの研修を、強くお勧めしたいです。

利益は社内の全員が意識することで上げられるが、それには仕事の手順、工数、原価の見直しとともに、コミュニケーションの問題が大きく関ってくると感じました。システム上の問題を解決し、個々のスキルアップをめざす手段として、プロである第三者の力を借りることは有効だと思います。

大企業に比べ、中小企業はなかなか社員研修に取り組む勇気が持てないものです。でも、弊社の例を参考にされれば、時間も経費も工面できないことはないと思います。

 

これから、弊社とどのようなお付き合いをされたいと思いますか?

 

システムの精度をさらに上げていきたいと思っています。
そこで、当初のプログラムは終了しましたが、引き続き年2回のブラッシュアッププログラムをお願いしました。
また、新入社員の研修に手が回っていなかったので、中堅クラスも含めて、改めてビジネスマナー研修を依頼しました。今後は、個々のスキルアップを目指したプログラムの相談も検討しています。

 

●株式会社ダイワ・エム・ティ(富士市)
http://www.daiwa-mt.co.jp/

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